土地条件調査
●土地条件図の作成
土地条件図は、地形分類、地盤高、各種機関及び施設の3つの要素で構成され、防災対策や土地利用・土地保全・地域開発等の計画策定に必要な土地の自然条件等に関する基礎資料を提供します。土地条件図の利用で一般的なものとして、災害を考慮した地域開発、都市計画、土地利用計画等があります。
●ハザードマップの作成
地域防災力向上のためにハザードマップが有効です。ハザードマップとは、災害危険個所分布図ともいい、ある災害に対して危険なところを地図上に示したものです。水害予測図、地すべり危険区域マップ、液状化予測図、火山防災マップなど、それぞれの災害の種類に応じて各種あります。災害履歴の解析に基づき、どのような地形・地質・植生・土地利用などの条件がそろったところが危ないか判定し、ハザードマップを作成します。
崩壊・地すべり調査
●災害復旧調査(対策検討調査)
文献調査、空中写真判読、現地調査、調査計画の検討(弾性波探査・安定計算の測線設定・ボーリング位置と深度・地下水調査項目など)、観測、対策工法の検討を行います。 <TD
●予測・予防調査
文献調査、空中写真判読・リモートセンシング・地表踏査、地質調査により、崩壊・地すべりの予測を行い、予防に役立てます。