◆9月14日(土)に高山国府バイパス供用プレイベントが開催され、高山西高校のブラスバンドを皮切りに、高山IC植樹祭、幼稚園児の演奏、トンネル内でのジョギングが行われました(詳細は→高山国道HP(高山国道ニュースレター2013.9月号))。
高山国府バイパスは、高山市街地から高山市国府町を結ぶ国道41号のバイパス道路です(全長6.3km)。国道41号は、飛騨高山地区においては高山市と飛騨市を結ぶ重要な日常生活道路となっており、朝夕の通勤時間帯などでの交通渋滞が課題でした。しかし、このバイパス整備により飛騨市方面から高山ICまでの所要時間が9分短縮し、渋滞緩和や中部縦貫自動車道へのアクセス利便性の向上などが期待されます。
高山ICにおける植樹祭では、郷土になじみのある木(飛騨地域産)で、さらに道路改変により消失する木を積極的に活用した緑化をするという方針のもと、高山市の花であるコバノミツバツツジを含む15種類の苗木150本が植栽されました。
なお、当社は、植栽計画の立案、苗木調達の手配、植栽指導に携わりました。
植樹祭で記念写真(高山国道ニュースレター2013.9月号抜粋)
高山西ICでも「飛騨の森再生」として位置付けられたビオトープ整備がなされ、道路建設に伴って消失する木の根株移植などが行われました。整備後9年経ち、生物の多様化が進んでいますが、高山ICも数年後が楽しみです。