◆2012年12月7日(金)、静岡県環境アセスメント協会、静岡県環境保全協会、静岡県が共同開催した「環境保全セミナー」では、90人近い人が来てくださいました。
今回は、
①水・大気環境行政の現状と課題(PDF)
②減災社会を築く(PDF)
③環境影響評価法に関する最近の動向(PDF)
の3部構成で行いました。
①の部:水・大気環境を守るための行政の取り組みや課題について説明して頂きました。今年5月利根川水系の浄水場で発生したホルムアルデヒド検出への対応やアスベスト(石綿)飛散防止など、新たな課題への対応や更なる対策の強化を図った取り組みについても紹介されました。
②の部:東海・東南海・南海巨大地震に備えて、減災社会を築くための危機管理について最新情報を説明していただきました。ここで特に心に残ったの は、災害教訓をどう伝承できるか・・・、知っていてもいざ行動につなげるにはどうしたらよいか・・・でした。その取り組みとして静岡県のふじのくに防災に関する人材育成について紹介されました。
③の部:「計画段階配慮書」や「事後調査報告書」などの手続きが盛り込まれた改正アセス法(環境影響評価法の一部を改正する法律)が今年4月に一部施行されました。来年4月の完全施行に向けた主務省令改正などの最新の情報について説明して頂きました。